海南島の離島免税の新政策で免税品購入が大ブームに!

2020年7月1日、中国政府から海南島(海南省)における離島免税の新政策が発表、施行されました。それまでの政策と比較すると、1人当たりの免税割当額が年間3万元から10万元と増額され、離島免税商品の種類も38種類から45種類へと増えました。この新しい政策は海南島の免税市場を強く刺激し、海外旅行に行けないことも追い風となり、中国国内における免税消費額拡大が非常に大きなチャンスとなっています。

世界最大の免税店運営会社であるDufryの今年度上半期の売上高は前年比62%減少し、同じく大手免税運営会社である韓国ロッテの免税売上も今年第2四半期の売上高は前年比62%減少しました。国際空港に依存しているこれらの企業は間違いなく世界的なパンデミックの渦中で大きな打撃を受けています。

しかし、海南島はその逆で、「海南島免税に行列が出来ている」、「店舗に入るのに45分以上並ばないといけない」等、7月以降中国の各SNSでこのような投稿がたくさん見られました。また、「商品を5つ買うと割引」等のセールがあるため、wechatのモーメンツで友達に呼び掛けて「拼单(一緒に買うこと)」を呼びかける人が増えています。

9月8日に海口税関が発表したデータによると、新政策の実施から今まで、わずか2か月で海南島離島免税の買い物金額が55億元になり、前年比でなんと221.9%も増加しました。その中で一番売れているのは化粧品で、第2位が時計、第3位が宝飾品です。2ヶ月で化粧品の購入額は27.7億元に達し、全体の49.6%を占め、時計の購入金額は6億7,000万元で、12%を占め、宝飾品の購入額は6億6,000万元で、11.9%を占めました。 上位3位の購入額は全体の73.5%を占めました。

また、海口税関によると、2020年6月から8月にかけて、「海南自由贸易港建设总体方案(海南自由貿易港建設の全体計画)」が発表されて以来、海南島の越境ECの保税輸入申告リストが6月で9.1万件、7月で6.7万件、8月で8.6万件に達し、全体の50.5%を占めました。この発表以来、多くの海外企業が参入する意向を示しており、将来的には、海南島越境ECを通じて消費者がより多くの商品を選ぶことが出来ると予測されています。
海南島越境ECの発展を促進するために、海口税関は「先入区、后检测(商品を先に受け入れ、後で検査する)」等の対策を実施し、海外企業のサプライチェーンに柔軟に対応できるようにしています。さらに、中国で毎年行われている618等のECセール祭りでは、7日間×24時間体制の通関サービスを提供する予定です。

今後は中国の各地で同様の施策が展開される可能性がありますが、「免税でのショッピング」だけのために消費者を集めるのはハードルが高いと予測できるため、海南島のような観光地での開拓になると予測されています。

日本を含めた海外旅行に行けない間、しばらく海南島のブームが続くでしょう。当社を通じて海南島免税店に出品ができるプランもございますので、是非お問い合わせ下さい。ただし出品審査が非常に厳しいため現時点では中国で知名度の高いブランドに限ります。

 

■問い合わせ窓口
海南島プロジェクトチーム:中山