抖音(Douyin)はTikTokの中国の国内版で、2016年にローンチされて以来、現在は中国で最も人気のある動画アプリとなっています。中国でビジネスを展開したい企業や個人のマーケティング手段としても重要となっている現在、アカウントを運営する際の禁止事項などを今回ご紹介します。

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Douyinの運営でやめた方がいいことは6つ

Douyinの運営を行う際にやめた方がいいこと6つを以下にまとめましたのでご覧ください。

  1. 動画に他アプリの透かし(watermark)が入っている
  2. 他人の作品を勝手に使用・模倣すること
  3. 広告や悪質な転用
  4. 悲観的でネガティブなメッセージ
  5. キーワード違反
  6. 機能制限

1.動画に他アプリの透かし(watermark)が入っている

他のアプリやWechatのロゴ、URLを含め、またタイトル、字幕などの時間が長すぎるなど、透かしがある動画コンテンツは、アカウントの権限がグレードダウンなどの重大な結果を招く可能性があります。

2.他人の作品を勝手に使用・模倣すること

Douyin運営側が求めているのは、質の高いオリジナルコンテンツであり、重複性の多いコンテンツではありません。

3.広告や悪質な転用

Douyin運営側にとっては、ユーザーがWeChatやQQなどほかのメディアに流出することは喜ばないでしょう。

4.悲観的でネガティブなメッセージ

Douyinのキャッチコピーは「素敵な生活を記録する」です。Douyinはポジティブなエネルギーがある動画コンテンツを常に求めています。そうでなければ、権限がグレードダウンやアクセスが制限されてしまう可能性があります。

5.キーワード違反

アカウントのニックネーム、自己紹介、プロフィール写真、ビデオのタイトルと説明、プライベートメッセージ、コメントなど、審査があります。広告だと思わせる言葉を使用すると、権限がグレードダウンされる可能性があります。

6.機能制限

Douyinのストアとライブ機能を有効にしているのに、Douyinの機能を使わずに、コメントやプライベートメッセージでWeChatなどの媒体に頻繁に移そうとしている場合、アカウントのプライベートメッセージ機能が制限される可能性があります。

まとめ

以上、抖音(Douyin)のアカウントを運用するにあたり止めるべき6つのことをご紹介させて頂きました。媒体の注意事項はよく変更されることがありますので、運用するときにはいつも最新情報をチェックするようにしましょう。

弊社でも定期的にお知らせしていくようにいたします。


この記事を書いた人

橋本-易珊(Hashimoto-Yishan)

橋本 易珊(Hashimoto yishan)

日中のハーフで、13歳まで上海で育つ。新卒で日系企業に入社し、上海支社で勤務。日本に帰国するタイミングでENJOY JAPANに参画。中国の美容系情報に強く、常に流行と最新の情報をベースとした提案を 得意とする。彼女が運用するnoteアカウントも大好評運用中。

Noteアカウント:中国トレンド研究所@橋本

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