こんにちは!株式会社ENJOY JAPANミーエル運営事務局です。このコラムでは、私たちが開発・運用を手掛ける中国専用マーケティングツール、「ミーエル」の具体的な使い方について説明をしていきたいと思います。

第5回目は、中国向けのマーケティング活動を実施する上で絶対に欠かすことができないインフルエンサーマーケティングで、もっとも大事な「インフルエンサーの選定」をサポートする機能についてご紹介をしたいと思います。今回は「小紅書(RED BOOK)」編です。

動画では実際の画面を操作しながら解説していますので、こちらも合わせてご覧ください。

中国マーケティングを担当していると、必ず「インフルエンサーを選定しなくてはいけない」という場面が多くあると思います。
インフルエンサーを選ぶときに、「なんとなく良さそう」とか、「フォロワー数」で選んではいないでしょうか?
それでは実施後の改善点の検証が弱くなるし、フォロワー数はいくらでも買えるのであてにはなりません。
そこでミーエルの機能を使うと、絶対的な根拠を持って選ぶことができるようになります。

まずミーエルのTOPページから、左側メニューバー内、もしくは画面中央上部にある青色の「SNS調査」をクリックします。

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次に画面中央の「小紅書|Red KOL検索」をクリックします。

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すると、REDでもっともフォロワー数が多いKOLの一覧が表示され、その上に検索窓が出てきますので、調べてみたいインフルエンサーの名前を入れて検索します。
ここでは例として、先日お仕事をご一緒させて頂いた「鱼大大鸭」さんで検索をしてみましょう。

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検索をすると、フォロワー数、直近60日間に投稿された記事数、平均いいね数、平均お気に入り数、平均コメント数などがでてきます。

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さらに名前の箇所をクリックすると、このアカウントに関するさらに詳しい情報が出てきます。

この中でも特に今回のテーマでもある「インフルエンサーの選定」の時に重要になる情報は対象となるアカウントをフォローしている人たちの詳細を知る「フォロワーの分析」となりますので、画面の中央にあります「フォロワー分析」のボタンをクリックします。

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すると、フォロワーの「アクティブ率」「男女比」「年齢層」「所在地」「注目するカテゴリー」「アクティブ時間」の6つの項目がグラフで可視化されます。
一つずつ見ていきましょう。

まずはフォロワーの「アクティブ率」から。

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アクティブ率とは、直近90日間で1回でもそのアカウントに対して視聴やクリックなど何かしらのアクションがあったアカウントを「アクティブ」とカウントし、その数をフォロワーの数で割った数となります。
フォロワー数を多く見せるために費用を出して購入した「偽物フォロワー」を抱えているようなアカウントは、ここの数字を確認するとすぐに見抜く事ができます。

次にフォロワーの「男女比」。

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自社の商品のターゲットとしている性別と乖離がないか、確認をすることができます。
ただ小紅書はアプリ全体でユーザー8割が女性というアプリのため、男性フォロワーが多いアカウントは珍しい、と思っておいた方が良いでしょう。

次にフォロワーの「年齢層」。

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ここも、自社の商品のターゲットとしている年齢層とマッチしているかを確認することができます。少なくとも、ターゲットとする年齢層が、他の年齢層と比較して1番多いインフルエンサーを選ぶのが良いでしょう。

続いてフォロワーの「所在地」です。

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中国地図が出てきますので、自社のサービスを提供している地域や、今後販売強化をしたいエリアなどにマウスカーソルをあてていただくと、各エリアのフォロワー数のシェア率が表示されます。
例としてあげているKOLは、上海在住のフォロワーが9%だということがわかります。

5つ目はフォロワーが「注目するカテゴリー」です。

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これは、アカウントのフォロワー達が、どのような分野に興味があるのかをキーワードで表示したものです。
例えば、化粧品のPRをするのに、「美食」や「音乐」など、化粧品とは関係のないワードばかりが目立つアカウントは、広告起用は避けた方がよいでしょう。

そして最後はフォロワーの「アクティブ時間」です。

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これは、「フォロワーにもっとも見られている時間」とも言い換えられますので、投稿する際は、最もグラフのヤマガ大きい時間帯に投稿をすると良いでしょう。

まだ他にも見られるものはありますが、このような項目を総合的に見ることで、自社で起用するインフルエンサーを絶対的な根拠を持って選ぶことができるようになります。
また、投稿後の効果測定や今後に向けての改善点なども検証しやすくなります。

このことは、間違いなく貴社の中国マーケティング戦略にお役立て頂けると私たちは確信しています。
ぜひ、私たちの中国専用マーケティングツール、「ミーエル」をご活用下さい。